有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の違い

こんにちは :-)  今日は、「有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」の違いをご紹介します。

1.まずは【入居費用と月額費用】

有料老人ホームは、(1)入居一時金プラン(家賃前払い方式)と、(2)入居金0円プランの2種類のプランがあるのが一般的です。

(1)は入居時にある程度の費用が必要ですが、月額費用を抑えることが出来ます。またその安価な月額が前払い金償却後も一生涯継続するというメリットがあります。

(2)は入居時の負担がないというメリットがありますが、月額はその分割高になります。

どちらのプランを選択するかは、対象者の年齢、介護度、医療依存度などを考慮の上、最終的に必要な総額を把握する必要があります。

有料-一時金一例

サービス付き高齢者向け住宅は、基本的に「賃貸住宅」のため、入居時に敷金が必要です。
入居後は「家賃」+「共益費」+「サービス費」となります。また、「賃貸住宅」のため、食費は含まれておりません。食費で月額総額が増減しますので注意が必要です。

2.【入居要件】にも違いがあります

もちろんホームによって違いはありますが、「有料老人ホーム」は65歳以上で要支援・要介護認定の方が基本となります。

対して「サービス付き高齢者向け住宅」は、60歳以上の方、または要支援・要介護認定者およびその同居者と少し幅が広がります。

3.【ホームの設備】はどうでしょう

両方とも「高齢者向けの建物」ということは共通していますので、バリアフリーであることはもちろん、手すり、緊急時に使用する呼び出し装置(ナースコール)などが、用意されています。

4.【スタッフの人員体制】は、どうでしょうか

「有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」の一番の違いは「人員体制」と言えます。

特に「介護付き有料老人ホーム」は、「管理者」「ケアマネージャー」「看護師」「生活相談員」「栄養士」「調理員」「機能訓練員(兼務可)」及び、入居者に対して3:1以上の「介護職員」が常駐しています。
また夜間帯も「介護職員」が常駐し、24時間介護サービスが提供されることになります。
他の「有料老人ホーム」も上記に準じた人員体制となっております。

それに対し「サービス付き高齢者向け住宅」は、日中は「介護の有資格者」が1名以上常駐。夜間は受付スタッフが1名以上常駐となっています。
「介護サービス」や「看護体制」はありませんので、注意が必要です。

5.これらの事から【介護サービス】が大きな違いの一つと言えるでしょう

イメージとしては「有料老人ホーム」「パックプラン」です。24時間、介護から食事までの全てのサービスがパックされており、料金もすべて込みこみです。

それに対し「サービス付き高齢者向け住宅」「フリープラン」です。固定費以外は、介護や食事などのサービスも(それに付随する料金は別途個別に発生します)すべて自分自身で選択することが出来ます。

6.【お食事や入浴について】も、違いがあります

有料老人ホームは、共用食堂にて入居者の方皆さんでお食事の時間を過ごすことができます。入浴時は、大浴場のような共用の浴室にて、決まった時間に入浴ということが一般的。

個浴、そして居室に浴室が付いているホームもございますが、ご自身で入浴ができないという方は、ケアマネージャーのケアプランに基づいての入浴、ということになります。

サービス付き高齢者向け住宅は、しつこいようですが、あくまで「賃貸住宅」ですので、お食事や入浴について、とくに決まりはございません。
居室にお風呂が付いているところが大半ですし、大浴場があるところも大きな決まりごとはないと言っても過言ではないでしょう。

7.結果、【それぞれ、どのような方が選択されることが望ましいのでしょうか】

有料老人ホームは、介護・看護の面からも「日常生活上で、介護サービスを必要としている方」看護師の方や、介護士の方による支援や管理が常に必要で、自宅での生活がかなり困難だという場合には、老人ホームの方が安心でしょう。
見守り重視の環境ですので、安全面により配慮されています。

日常生活上、介護サービスは必要だけれど、普段の生活にそこまで不便はない。
でも、もしもの時が心配ですという方は、サービス付き高齢者向け住宅の方がいいでしょう。
金銭面の負担も少なく済みます。
プライバシー重視の環境ですので、自由に自宅と同じ生活を送ることができます。

各ホームによって、それぞれ特徴は違えど、基本的な部分が頭に入っていると、高齢者向け住宅探しも、地に足が付いた状態で始めることができます。

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